ずっと以前から俺の写真を見ていてくれた女性です。小林有栖と云います。
女性の有栖は観るというよりも写真に自己投影をして哀れみ苦痛を体験するタイプらしい。それが虚像では満足できなくなり桟敷に応募をしてきた。年齢33歳、熟女がはじまる頃合いです。
ということで新妻を設定しました。俺には珍しく女体に落書きをしました。鼻フックも使いました。といいのは最近責め役で出ていただいている匠さんがその筋ではチョイと名をはせた人であるということで。落書きは黒のペンからはじめるのがいいとか、主従関係をしっかりと描かないいけないとか云いながら腹に<豚>と書く。なかなかの達筆だ。有栖も身体に走るペン先の感触を気持ち良さそうに受けている。畜生に堕ちる恥じらいと悔しさはない。それでも撮り続けていくころには恥じらいではなく、陶酔のたかぶりで目をうるませていた。
特記すること。これは蒼樹樹里さんが桟敷でのデビュー作である。けなげにも昨夜は興奮と不安であまり眠れなかったと付き添いの人につれられてスタジオ入りをした。こんなナイーブな樹里さんをみるのは初めてですと伝えてくれた。ありがたいことだ、その初心を忘れないでほしい。
文 杉浦則夫
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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