しろさんとの出会いは縛りしのキノコさんの紹介で我が社のイベント「縄の雲海塾」であった。
小柄で線の細いごく普通な感じの子であった。だが縄を受けると一変した。小さな体が広い部屋に小さくポツリと存在を広げていた。俺の写した画像も小さくポツリとあった。だが高手をぎりりと締め上げられて、わずかに微笑むが如く縄に浸っているしろさん。この日のどのシーンで記憶したのか体のラインが素晴らしく美しい。
白い肌に黒の引き締まったワンピースを用意した。黒いボデーラインが素晴らしく、それを大切に背景のない襖をバックにしてみた。彼女は我々の業界には縁のない職業についている。今日がプロのメイクさんに初めてお化粧をしていただいたと喜んで自撮りしてツィートする初々しさ。
背面合掌縛りにしましょうとキノコ氏。早い時間にそれで腕を痛めてはと不安になる。普通ならば15分維持できればそれは見ごたえのある責めではある。私、1時間はモッかもしれないと驚異的なことを言う彼女。彼女を知り尽くすキノコ氏はスルスルと縄を留める。しろさんの見事なS字曲線の背に無理もなく合掌が縄留めされた。この縛りを多くの女性で見てきたが背面の曲線の美しさ、手首の柔らかさ形の良さはそうそういるものではない。今回はその写真を楽しんでいただきたい。もちろん片足太もも吊り。逆エビ。開脚責めと続くのであるが。
撮影終了。風呂場でシャワーを使いながら縄痕が消えないようにと恐る恐る湯を使っていた初々しさ。
文 杉浦則夫
掲載開始日 2019.10.3・10 掲載終了 2019.11.14
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