はるかの衣装を買い求めるのは大変で諦めるしかなかった。身長178センチLLサイズでも小さいぐらいだ。無難に白のブラウスとした。写真には大きさは写りにくいがこれだけ大きいとやはり迫力がある。
年齢が22歳であるから肌は白く新鮮だ。若い肌は写真にすると美しく写る。
余談だが3月程前からコロナで家に辻籠っている人々にむけて緊縛美術大学というグループサイトを開設した。主に外国人に向けての発信である。欧米人の緊縛に対する熱は高まるばかりであるが、ショー的なサーカスに近い縛りばかりだ。それはそれでも構わないが、緊縛にはもっと違う要素があることを伝えたかった。一枚の写真を驚くほどに文学的に深く批評する人も現れている。作家である俺をも超えて深く物語ることに驚くほどだ。
はるかに戻ります。はるかと老人は義父の関係にある。はるかが高校生の時に母が再婚したのである。はるかはこの屋敷がとても居心地が悪く義父との会話もない生活だ。その様な設定をした。はるかは自縛の癖を覚えた。この嫌な空間に居るにはその様にして自分を辛くしていなければ心が壊れてしまうのです。又縄の刺激も覚えました。縄が体に触れている安心感で暮らしています。
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2020.10.15・22 掲載終了 2020.11.26
注意:
月額会員サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でのダウンロード作品の掲載期間は四週間です。
掲載終了後は姉妹サイト「緊縛桟敷キネマ館」にて販売される予定となっております。※販売時期は当分先になります。
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