桟敷の撮影は前回と前々回と緊縛に理解の深いモデルさんで納得がいく掲載を行えたと思う。この調子を崩さない様にとモデルさんを探している折に今回の美井(みい)ひなのさんの宣材を受け取った。
彼女は桟敷の宣伝用の画像を見ての応募が動機でした。不安であったが宣材にはコスプレ衣装でトランペットを吹いている可愛い写真があり小柄であることが知らされている。小柄であることは我々にとっては好条件である。Age23/149cm/49kg/B84(E65)/W59/H/83/S23/Y字バランス可能と記載されている。ひと昔前ならば若いとは言えないがこの頃では若い。久しぶりに学生もどきの衣装にした、赤いチェックのネクタイがとてもいい。
撮りはじめは少し物語を組んで拉致と決める。拉致された女性を奴隷扱いにする男の物語。猿轡をされたひなのは拉致された車の中で目を覚ます。くるくるした目が可愛い。猿轡がとても似合っている。廃屋ビルに放置された後に崩れた室内で男の官能を満足させる調教が始まる。下半身を剥き出しにされた女の白いパンツが眩しい。ふっくらとした股間の丸い曲線が眩しい。そこを男は細い竹で突く。丸い曲線に深い溝ができ竹は挿入される、こんな素朴な責めがとても新鮮に見えるのはイメージを学生としているせいか?ひなのは猿轡をされたされた涙目で恐怖を訴えている。俺の危惧はここまでの順調な進行で取り越し苦労であった。
次は難問の吊りだ。まずは吊り床の下での展開を始める。ここでは屈曲した上半身をバランスよく爪先立った足が支える、このカットが見事に美しい。それをそのまま吊りにしてみる。吊りの展開がくるくると3ポーズ、ひなのの涙がこぼれる。その涙は願いを充足させた涙であったことを後に教えてくれる。
満足した撮影が終わる。
文:杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2022.5.19・26 掲載終了 2022.6.23
注意:
月額会員サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でのダウンロード作品の掲載期間は四週間です。
掲載終了後は姉妹サイト「緊縛桟敷キネマ館」にて販売される予定となっております。※販売時期は当分先になります。
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