「許された縄から・・・生まれた」
退院してから約1週間後に、縄に触れることが出来たんです。ただ、それまでのガッチリした縛りではなかったけど、私の中には不思議なモノが生まれました。
体調は完全に復活していたと思っていましたが、体力が無くて、すぐに疲れてしまうために、椅子に座っているよりも横になっている方が楽だったのでゴロゴロとしていました。
貴方は「煙草を買いに行ってくるから」と言ったので、私は「今がチャンス」とひらめいて「手だけでもいいから縛ってから行って」とお願いしてみました。NGの答えが返ってくるかと思っていました。
ところが、縄1本を持ってきて、横になっている私の両手首を胸の前に合わせて一つに結び、コンビニへと煙草を買いに部屋から出ていきました。
私は2ケ月以上ぶりに麻縄と再会することができました。「また、縛ってもらえた」そんな悦びがあったのですが、私は常に(何故縄をかけられているのか?)ということを頭に置いているので、この時も自分の位置を考えていました。
~~ふとした時に、その場にいるはずのない人物と目が合ったように感じました。その眼は天井にありました。両手を縛っていったのは、お父様で私は引きこもりでしょうか。お父様は外出するときは私を必ず肌をさらけだしてから手足を縛り身動きできないようにする。てくることは可能、というよりは侵入者がいてほしい。そして私のこんな姿を見て、優しく犯してほしい・・・。天井裏から私を見ている人に私の身体が昂ぶっていく過程を見せたい。私の興奮が頂点になった時に、天井の視線を発していた穴から白い液体が私のお腹の上に落ちてくる。液体を感じたら、少しだけ微笑んで次のお客さんを待ちましょう。お父様が帰ってきたら、私を見ているだけ。一人で寂しくなった私は、身体をくねらせながら、天井裏にいる方と妄想のセックスを始めるの。顔も姿も分からない人とのセックスは私が好きな責めを優先させる。お父様はそんな私をただ見つめているだけ・・・~~
貴方は煙草とプリンを買い終えて帰ってきました。私は手だけ縛られている時の妄想を話しました。誰に犯されるのか?と少し話しましたが、何にも話は解決せず・・・。
ハードな縄が出来なくなっても、縄に触れることはできる。そう感じた日でした。神様はもう一度、縄と過ごすことを私に許してくれたんだと思っています。
美帆
また縄と触れ合うことが出来るようになって、良かったですね。
湧きあがってくる不思議な妄想が、まさしく淫夢を見ているようで面白いです。
覗き覗かれというのも、実にスリルがあって、より刺激的になるという感覚もいいです。
キャリアさん、コメントありがとうございます。
死の淵を見てきたせいで、新たな感覚が出来たかのようです。
この感覚のおかげで、縄がさらに感慨深く感じられます。
リミットまで、感覚を研ぎ澄ませたいです。
美帆