「+縄+想い 美帆」のタイトルを今日で38回Twitterに掲載した。サブタイトルがあり、今回は「豊穣を遊ぶ」である。掲載を終えてよく考えると日本語だろうかと疑問だ、これが俺の文章は理解しがたいと云われる原因か。俺としては豊穣の裡にあって縄の拘束を遊ぶという意味であるが、タイトルにするために短いフレーズにすると意味不明な言語を使ってしまう。昨日は二人は何故何のために二人での撮影を続けているのかとはからずも同時に疑問がおこり話し合うことになったー今年で5年ちかく撮り続けているー
(1)二人が理解する縛りの表現。始まりの一年程は無我夢中で縛り縛られていたが、バイオリズムが下がってなんだか噛み合ない溝ができた、俺は写真のための緊縛といい、美帆は身体にしみ込む様な縄の縛り、つまり物語を描ける様な設定を要求する。縛りが捕り縄に源があるかぎり罪人を縛る縄である、それを美帆は求めるのです。だが現代緊縛はそこから離れてプレーのためのあるいは見せ物としての縛りになった。ここでも美帆は縛りの堕落を嘆く、俺はいたって無頓着である。この溝をひきずりながら2、3年、時には美帆には理解しがたい写真を撮り、少しは美帆が満足できる縛りもしてきた。最近は興味がのらないと味気ないブス顔を曝け出すが一旦集中すると豹変して哀しみが能面のような顔をつくり黒髪の乱れがそそる顔を魅せる。また余談に曲がったようだ。結論として二人の縛りはどのように継続するのか。多分それらの写真をもとに今年中には個展を開くであろうが、個展の展示写真とペーパー、ウエブで見せる写真とは異なる、より生な写真は二人の高まりを納めたものにあると思う。
杉浦
もう4年もプライベートの縄が続いていていますが、心に残っているシーンって数少ないと思います。それだけ?と思われるかもしれませんが、この数少ない写真の中には、二人が費やした4年間の生きた時間が写っています。
杉浦則夫と美帆でしか表せない空気を写真として残したいです。完成があるのかは分かりませんが、可能な限り創っていきたい。プライベートで撮れるのだから、その時の心や空気を大切にしていきたい。
美帆
美帆の掲載作品 一覧(姉妹サイト:緊縛桟敷キネマ館)
キャリア35+αさんコメントをありがとう。
ここ2回程奇妙な縄をあつかっています。縛った後に美帆の髪を巻き込んでもう一度ゆるく縛るのです。
緊張感とゆるみのロープと乱れた髪が面白い。今後うまくまとまればいいと続けます。
私の好きな外国のミュージシャンが、共同で曲を創りあげて行くときに、意見の相違を吟味し、取捨選択、乗り越えていく過程で、偶発的に実に良い曲が出来上がると言っていました。
それと同じで、先生と美帆さんの、それぞれの求める表現の違いが、うまく噛み合わさった時に良い写真につながっていくというのはあると思います。
生な写真の個展にはぜひ馳せ参じたいと思いますので期待しています。
キャリア35年+αさんへ
いつも見ていてくれて、ありがとうございます。
先生と私のイメージの差は常にありますが、残るモノを創りたい気持ちは一緒です。その想いは壊れることはない、と信じています。
個展が叶う日はまだまだかと思います。キャリアさん、私と一緒に実現出来る日を信じていてください。
コメント、ありがとうございました❗