今回で二度目の撮影ですがつかみどころのない女の子だ。まるで遠くの惑星から飛来したような女の子。去年の夏に出会った時はとても暑い日でしたがオーバーコートを着ていた、それほどの寒がりだ、暑い星からやってきたのかな。とても綺麗な目をしている。
縄師の鬼の子さんを先生と呼び、その綺麗な目をうるませて慕っている。そうそうどこかの出版社から撮影、鬼の子、モデル、名無しの千夜子で写真集が出たらしい。名前までもが奇妙で覚えやすい。とてもがんばりやさんだから写真集は期待できそうだ。
華やかな成人式が終わると次は女子大生の卒業式の季節だ。矢絣に袴は一昔前で今は髪飾りもひらひらと鮮やかな花柄を着込む女の子が多い。
撮影で被写体の目線をカメラに向けさせることはほとんどないが、現像してみるとたびたび目線がカメラにきている、それが鯖の黒目のようにうるんでいる、とても不安がっている、助けを求めている、黒目から涙がポロリと落ちる、こちらは少々罪悪感につまされる。昨日twitterのメッセンジャーでわざわざ連絡をくれた、他のモデルさんにはあまりないことだ。出来映えを聞くとともに現場の緊張感が快かったといっていた。嬉しい限りだ。われわれも長くつき合って行きたいものだ。
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