完納写真の見方はまったく個人的な見方をされる。一枚の写真をおおげさに云うならば人生をかけて見入る。それは当然なことだ子孫繁栄の重責をもって性欲の脳細胞をつくるのだから。
今回の写真物語は春原悠理さんが見事な物語を書いてくださるだろうから、現場の苦労話をします。まずここに登場する大きな古いバックであるが、どこかの旧家にあったものをヤフーで落札したらしい。これだけの大きさならばカリンを誘拐して箱に納めるのには充分だ(カリンT146cmW38Kg)だがバックの内側は間仕切り留め具がいろいろあり、それを除かないと使えない。このような製品は全体がじつに頑丈に出来ている。釘がしっかり間仕切りを止めている、乱暴に抜くと外装を痛める。釘を切ったり保護テープをはったりで、やっと撮影の朝にまにあわせたと編集者の苦労談。
このような物語は水戸黄門と同じで話はパタンかされていてもいたしがたい。なまじそれると失敗する。だがここにはすごい無理なリアリティーがある、豪邸に住まうお嬢さんがいとも簡単にバイブを入れられてしまう。これが物語の現実なのであろう。後半のY字磔はシンプルな吊りであるからカリンにとってはそうとうな負荷があったみたいで、数分で脂汗が吹き出し流れてきた。
今はなき伊勢やスタジオにて
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 制作:三和出版・杉浦則夫写真事務所
※SMグラフマガジンコレクターvol.02収録作品
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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