有村の掲載は今回で3回目となる。それは弊社で有村の写真集を企画しているためである。弊社は仕事が遅いのでそれは春に出版されると思う。
今回の撮影は困難であった。それは俺が有村の可愛さに照準を置いたからだ。緊縛では笑顔を写すわけにはいかない。孤独と辛さと羞恥の内にある有村の大きな目を可愛さに導かなければならない。もちろん本人の内面から作り出すエネルギーが最も大切である。カメラのアングルを僅かでもズレると、またお互いの感覚がズレるとその求めた可愛さは写らない。
画像を選ぶに当たってもそこに注意して行った。背骨のS字曲線が美しい有村は臀部もポックリとしたエロチックというよりも青い果実の可愛さだ。ラストシーンに足首に縄を掛けた逆さ吊りは大変に辛いものであるが表情もよく出ていて満足であった。
コロナを注意しながら換気をよくしての撮影でしたのであるが寒さに有村は耐えてくれた。彼女との撮影はいつも楽しく終われる。
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:鵺神蓮 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2020.12.17・24 掲載終了 2021.1.28
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容会員登録ページ
注意:
月額会員サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でのダウンロード作品の掲載期間は四週間です。
掲載終了後は姉妹サイト「緊縛桟敷キネマ館」にて販売される予定となっております。※販売時期は当分先になります。
リンク:緊縛桟敷キネマ館 →