大柄な女性だ。俺はいつもの距離よりも離れて撮らないとフレームに入らない。よる、フルサイズだ離れる、冷房設備のない日本家屋で汗だくだ。吊りだ、下から支えるスタッフが小さく見える、潰されそうに不安定だ。
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梅雨の合間の厚い雲におおわれた撮影日であった。茶室の控えの間は薄明かりである。カリナのワンピースからのぞく白い肌の腕と顔がリンを放つ切り絵の様に薄明かりの中に浮いていた。
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昔、各社の依頼もあって半月間毎日おなじモデルさんを撮り続けたことがあった、爬虫類亭な膜で覆われて悪の蜜を含む女であった。幾度もの挑戦にも女の姿を表すことは出来なかった過去がある。
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昭和のモデルさんたち、早乙女ひろみ、鈴木智子、春原悠里などによると、当時の現場は命がけのであったという。
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可愛いいお尻がピーンと見える。色白で実に新鮮だ。美織さんのお尻の話である。この新鮮さについて写真家と被写体について書いてみる。
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本踊り子さんの麗華さんはとても大柄な人です(170を越えます)。その体躯を男が股間に顔を埋めて舌先を女の花芯をチロチロと舐め始めるや、まるで大地が蠢くように空気を動かした。
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くるみは表現力のある女性ではなかった。ただ呆然とそこにあるだけである。それは閲覧者にとっては物足りないものでしょう。だがそこには芝居じみたオーバーアクションがないのは救いではないだろうか。
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「猥褻」を辞書で引くとーみだりがわしいとある。要するに美からは外れているという事だ。これは俺は長く悩んできた事だ。美を意識してライトを組みアングルを整えて撮ると、おおかたは色気が薄くなる。
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前にも書いたが現代のスタイルのいい手足のすらりとした女性には縄をかけるのが難しいと書いた。特に足がすらりと美しいと縄がその美しさを壊してしまう。
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今回の撮影の前半を青年期に観た映画『鍵』を思い起こしながら進めた。
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朝から久しぶりの雨だ。庭の枯れ枝に水滴が花を咲かせたようについて輝いている。裏の庭を見ると枯れ草が濡れて立ち枯れ淋しく妖しげであった。
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縛り、縄の妙味が体の背面にほどこされるのは捕縄術の種々からうかがえる。前面ならば女の顔の表情で哀しさ苦しみ辛さを観ることができる。背面にそれが表現されるのは手である。手は顔であり女の性器であると言っていたのは故濡木氏である。
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