葵まりさんから葉月ひなちゃんが桟敷に出たいという嬉しい連絡があり、さっそくマネージャーと連絡をとり契約書を交わす。相手は大手のプロダクションであるから法的な手続きの承諾を得るのに数週間を要した。まりさんによる情報では葉月さんは多くの縛り師とライブの活動をして好評されている女性と聞く。撮影日が待ちどうしく期待をする。
メイク室から明るい笑い声が聞こえて賑やかだ。いかにもいま風の緊縛を好む女性だ。
俺は葉月の笑い声を聞きながら彼女に俺の波長を合わせるようにダイヤルを回す。このスタジオには馴染んではいるがモデルの様子で風景が変わる。薄陽のさす2階の廊下に葉月を置いたイメージを創る。廊下に横たえた葉月の剥き出しの尻が逆光の光を受けてドッキリする迫力だ。白い肌に薄陽が眩しく化粧をする。今日のテーマは尻。自然光の撮影を終えた時に「もっと激しい責めがいい」と葉月のリクエスト。「これからですよ、覚悟のほどを」昔に早乙女宏美の名言がある。「縛りは徐々に縄をキツくされるのが快感だ。だってSEXでも前戯なしでは痛いだけでつまらん」午後に入り美尻を追いながらバイブの音を唸らせる。濡れ髪を見てみようとメイクさんに無理を言って作っていただく、見事に効果が出る。立膝に濡れた乱れ髪が雪肌を這う。大人の優艶さが一気に現れる。俺はエンジンが爆発する。もうバイブだけの責めではない。俺も大人の技で立ち向かう。ローソクだ。あごから滴り落ちるロー涙が引き出された舌を熱く責めるのだ。変態娘の喘ぎが漏れる。ロー涙がマグマの流れる如くにほうを這う。今日は満足。
杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2024.12.5・12 掲載終了 2025.1.9
注意:
月額会員サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でのダウンロード作品の掲載期間は四週間です。
掲載終了後は姉妹サイト「緊縛桟敷キネマ館」にて販売される予定となっております。※販売時期は当分先になります。
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