12月2日に灯月いつか引退興業が行われた。普通は厳粛な悲しみで行われるところを乱痴気騒ぎの様であったと聞く。
いつかは桟敷に数回出演していただいた。中でも名作は擬似おしん物語であろう。田舎での純真さと幼児的な体型で苦労人おしんの責め絵の物語は上手く出来た様に思う。それ以来5、6年の間を開けた撮影であった。この間の苦労が彼女の目にあった。以前の明るい眼差しが暗くなっている。AV業界は楽しくもあるが厳しい苦労が多い。
いつかの少女の尻が肉付きのいいふっくらとした大人の尻だ。俺はいつかをまだ少女だと思っていたから戸惑う。この時期の女の体型は見事な変化をする。糞転がしの様に丸くなった女が転がるのを足で支えている、股間は哀れにもカメラに向けられてさらけている。いつかはなす術がなく恥ずかしさを耐えて歪んだ顔だ。責めての雅は離れてタバコの紫煙をふかしていた。
杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2023.12.7・14 掲載終了 2024.1.11
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