8月 10 Love8 美月 By STAFF 撮影後記 コメント 0 蚊帳を蓬莱がネットで手に入れて貸してくれた。若者に蚊帳を吊らしてみると裾が畳から浮くぐらいにして吊っている、これでは蚊の入り口を作っているようなものだ。 続きを読む
8月 04 Love10 個展にむけて By STAFF 緊縛コラム コメント 0 街の雑踏のなかにいると、生かされているという思いがわいてくる。もの哀しいが欲もある。なにが出来たのかなにをこれから創れるとかと騒音に聞いてみる。 続きを読む
7月 27 Love7 御前珠里 By STAFF 撮影後記 コメント 0 あかりと蓬莱との出会いは3年ほど前の三和出版の撮影であった。二人とも職業的な写真撮影は初めてのようでかなりとまどった撮影であったと記憶している。だがその時の出来映えは好評であった。 続きを読む
7月 06 Love21 マリア(一般女性) By STAFF 撮影後記 コメント 0 むかしむかし鬼プロが太古八郎一座を組んでピンク映画館で映画の幕間に1時間ほどの軽演劇をしていた。脚本は団鬼六。すでに師の仕事は忙しくなるころであった。舞台稽古が迫っても台本は出来上がらない、「杉浦てきとうに書いておけ」といいのこして飲みに出かけてしまう。たとえあと数行でも師の後を書きつぐのは不可能だが、師が帰るまでに書き上げてみせると「お前の文章にはてにおはが分からん」と却下されて、最終章を自分で書きついでいた。そのように俺は書き物が苦手である。 続きを読む
7月 06 Love3 曖羽裸ゆめ By STAFF 撮影後記 コメント 0 今のアメリカの緊縛において裁判沙汰になるようトラブルがつづいているらしい。俺も米国で<あなたの撮影でいま見たようなシーンを撮るのに、相手の許可をとっていますか>と質問されたことがある。一瞬質問の内容理解できなかったが、この国は承諾を契約のうえに成り立っている国だとおもいおこせば理解が出来た。 続きを読む
7月 01 Love10 泣き虫 By STAFF 緊縛コラム 1件のコメント ラブホのサービスタイムが終わるのが20時、撮影を終えるのが19時頃ときに30ほど過ぎてしまう事がある、慌てて機材をかたずけて、シャワーを浴び、時計は19’50を指している、1秒でも過ぎると延長料金を支払ってくださいと入り口のおねいさんにおどかされている。 続きを読む
6月 08 Love2 Misaki By STAFF 撮影後記 コメント 0 スタジオの備品の中原中也をみさきに与えてみると、中也ですか?と意外な返事がかえった。最近の若い子にしてはめずらしいと親近感をおぼえる。やはり<汚れちまった悲しみを>読みますと云うにはまたまた驚きだ。みさきは22歳、俺もそんな頃にポーの詩集に涙して読んだものだ。 続きを読む
6月 01 Love5 葵マリー By STAFF 撮影後記 コメント 0 葵さんに桟敷の撮影をお願いしようという企画が出たのは、俺のクラウドの打ち合わせの席でのことであった。スカトロの大御所に緊縛撮影のお願いは彼女のイメージを壊すのではないかと危惧したがこころよく引き受けてくれた。 続きを読む
5月 11 Love5 桜夜まよい By STAFF 撮影後記 コメント 0 ヘアー解禁とわが業界が勝手にきけつけて恥毛を晒しているが、法的に許されている訳ではない。45年前はその1本でものぞいていると神経質に取り除いたものだ。 続きを読む
5月 07 Love12 布団とシーツの記憶 By STAFF 緊縛コラム 1件のコメント 2010年12月17日、東京駅から銚子犬吠埼行きの2時間のバスの中にこれから続く6年半の二人の揉め事の芽が埋まっていた。 続きを読む