玄関の引き戸は開け放たれていましたが、ひっそりと静まりかえった日本家屋に入るのは、なんだかドキドキして足が竦むようでした。広い玄関で靴を脱ぎ、冷たい廊下を進んでゆくと、杉浦先生の声が聞こえてきました。
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昨年は美帆が大病を患った年で、今年は口喧嘩のたえない年であったから、この民家を訪れたのは3年振りである。
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私事で申し訳ないが、このところ40年あまりの写真を整理している。
フイルム時代とデジタル時代では緊縛に対する社会的な事情が大きくちがってはいる、緊縛に対するモデルの意識が、というよりも裸のモデルで稼ぐという意識にためらい、うしろめたさ、危なさ、が感じられない。これらはみな負の要因であるが、男たちはそれを憂いと思いそこに女の情感をみつめてきた。それは失われた風景である、過去として区切りをつけよう。
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縄の雲海塾 第二回 2015年12月6日(日)
~激情版 杉浦則夫緊縛桟敷~
沢山のご応募誠にありがとうございました。おかげさまで満員の素晴らしい雰囲気の中、本イベントを開催することが出来ました。ご来場いただきました沢山のお客様、ご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。
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若い頃は女を象った稚拙な人形であってもじっとみつめていればsexの対象をおこすほどの想像力があったが、今では好みの肉体を選別するようになったのか、あるいは女を見る目ができたのか、街を歩きながらgood. no good などと女を選別する失礼なことをしてしまう。
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緊縛桟敷キネマ館の写真ダウンロードコンテンツ 生写真で「みづなれい・藤崎エリナ・ゴルゴンヌ・滝川玲美・永瀬あき」の五人を公開開始しました。
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22歳、若い。興味本位なのか流行なのかこんな若い子が縛りをやってみたいと応募してくる。とうぜん童顔であるから色づいた表情を求めるのは無理であるが、形のいい長い脚、かたく締まった尻の艶があれば充分だろう。
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久々の六本木倶楽部での撮影だ、だがここも10月で終わると聞く。また和室が消える。
さてと、辻本りょうさんを撮影するのにかれこれ1年かかった。奈加さんが地方から出てくるモデルで縛りをやりたがっている子がいるが、スケジュールがとれない、と言いながら1年あまりの日が過ぎてやっと撮影が実現した。
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杉浦則夫緊縛桟敷の怒濤の撮影現場の中、緊縛された女性達が苦悩の末本物の顔を見せるドキュメント作品。小さなサイズでしか提供できなかった動画をHD画質へと大きくし、さらに未公開部分を収録した長編版となっています。
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曙橋田中スタジオについて、
もとは3階建ての倉庫会社をスタジオに改装してある。高い天井に何かを吊るして移動させるような頑丈なレールが5m程の高さにあり、吊りどこの短いパイプを3m程の高さに作ると吊り場としてはダイナミックな吊りが出来るので重宝である。
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モデルの選択は重要でそれは写真の出来映えの8割の出来映えに影響する。出来映えといっても、それは個人的な評価ではなく、このサイトの会員を考慮してのことであるから、いかに客観的な目でモデルを見るかである。
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管野しずかが引退して3年が過ぎていた。田舎へ帰ると業界のキャリアをさらりとぬぎすててしまった。
一枚の写真がある、柱に縛られた管野だ、その表情にみいってしまう。締め付ける縄の感触に酔いうつろな眼差し、ひたすらな静かさ得体の知れない不安を抱えた女のミステリアス、その写真カットはながめるたびに違った哀しみを見せる。
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