この画像は6.7年前の二人の記録で発表する意思もなく撮った。週に2回ほど撮影をしている。萌えている時などは安ホテルに泊まり翌朝もまたラブホで撮影をするという狂いようであった。それだけにこの写真からは何かしらの無垢なものが見えるように思う。
楽しいばかりではなく悲喜劇も詰まっている。一度などは俺の携帯に女のメールがあり裏切りに涙を流した美帆。だが撮影は中断することはなく悲しみの肉体に縄を受けた美帆の姿が浮き彫りに見えて今も忘れられない画像だ。
「私は衣装や小道具からイメージを作るから、それを用意してください」と言われたものだ。それは史実の捕縛された女の悲劇である。美帆の7年前は女盛りであった。尻は美しい曲線を持ち肌は艶やかな光沢を見せていた。それを俺は充分に撮影ができていただろうか、もっと大切な時間でありもっと凄い写真が撮れた相手ではなかったのではと反省している。
文 杉浦則夫
撮影・緊縛:杉浦則夫
載開始日 2020.7.30 掲載終了 2020.9.3
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私も美帆さんのお尻に強力に魅かれていた、初期の思い入れたっぷりの懐かしいカットの数々にまた顔を出しました。
かなりの逢瀬を重ね、自由自在にイマジネーションのままに縄を打ち、思うように好きなように縛りあげ、初期から歴史をたどるように、数多くの画像を残していただけただけでも十分にすごいことと、羨ましくもあり、当然嫉妬してしまいます。
今更ながら美帆さんは先生の個人的なパートナーとしては最高にぴったりと素敵な方だったのだなあと。羨ましい。
さらには過去画像に満足して安住するのではなく、もっとすごい写真撮影の可能性を探るところにはまことに感服いたします。
私もここまでお付き合いさせていただきましたので、今後も末永く撮影を続けていただけますようお願いいたします。