今日のメールにも「縄がしたい」と書いてくる、幼児の書く言葉のようだが、私にはより強く彼女の願望がわかる。
2月であつた、一日が終わる頃には必ず連絡がくるのであるが、5日メールが途絶えた。
最初の日はお互いにあまり睡眠をとらない生活をしているから眠ってしまったのかと気にすることはなかった。2日3日4日連絡がないメールの返信もない。田舎道を車で通勤しているからてっきり自動車事故を起こしてしまったのかと心配になり、美帆の友人にメールすると、5日まえの早朝に蜘蛛膜下出血で入院したというかとだ。
3週間目にやっと美帆から連絡があり見舞うことが出来た。その時も病身から出る弱々しい声で「縄がしたい」という。闘病生活で萎えた筋肉をリハビリする女の云う事ではないと叱るが、うらめしそうに「縄がしたい」という。呆れていいかげんな生返事をして帰った。あれから9ヶ月、不安ではあったが(美帆のつどい)を再開する。
2ヶ月の入院から解き放たれると、俺のもとに縄を一本でいいから縛ってくれとせがむ美帆。最初はきつくその取り決めを守っていたが、時とともに4本5本と縄は増えてしまった。そして(集い)では懇願されるまま(つり)にいたる。
これほどまでに縄へ執着があるのであるが、互いの気持ちが離れていると縛られても気のぬけた蛇のようにだらりとして、つまらない写真を撮らせる。いつの日か(美帆×俺)の写真展を開くために撮りだめているのであるが、一枚出来ると次をのぞむからまだまだ先のことのようだ。
今回の一枚は#018
太ももにかかった縄がエロチックだ
月額会員サイト 杉浦則夫緊縛桟敷での掲載は四週間で終了します、
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つどい、また始まるのですね。体調を心配していますが、彼女の縄への、縛りへの思いは強いのですね。
変ですけど、もう一人の私、ぽてとが顔を覗かせました。
近く、女装して縛られます。
綺麗に撮って欲しい…