「猥褻」を辞書で引くとーみだりがわしいとある。要するに美からは外れているという事だ。これは俺は長く悩んできた事だ。美を意識してライトを組みアングルを整えて撮ると、おおかたは色気が薄くなる。
いわゆる猥雑な昔に見ていた公衆便所の落書きのような猥雑な色気は当然に消える。このわい雑さと耽美が上手くミックスして表現できないものかと悩むのである。
今週の新村においてはもしかして美と猥褻が調和しているように思って撮っていたが、皆さんの感想はどうであろうか。美は背中のS字曲線だ、よほどに太ももの筋肉と背中の筋肉が訓練されている美しさがある。猥褻感はこの業界に長くいると皮膚感がどうしても疲れた退廃感をつけてしまう。
この美人の新村の緊縛写真は初めての公開かと思う、三和出版で初対面の撮影をした時に、もっと厳しい縛りの仕事をしたいというから今回の撮影を組んでみた。
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:河辺匠 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2019.5.2・9 掲載終了 2019.6.13
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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