俺の初期の写真で向島百花園の蔵で撮った写真でどうしても再現してみたいとかねがね想っていた写真があった。それは両腕を太い丸太に縛り付けて体はだらりとさがった、緊縛としては見栄えがだらしないカットではあるが、見るたびにもやもやとした物語がみえそうであるが、だがただだらりとさがった肉体をみつめるばかりの写真である。それを今回の撮影で実行してみた。
まよいは小柄(148センチ)であるから、軒下に吊るには俺のイメージに適した女だ。過去の女の体型もなにかの運動で鍛えたのか、腹の筋肉がしっかりとしまり、それでいてどこかふっくらとした体型であった。まよいの体型もよく管理されている。午後の木漏れ日のある庭にさがったまよいの肉体はまさに烏賊を天日に干した様な満足のいく姿であった。
そんな古い想いでの撮影のせいかその後の撮影が昭和を彷彿とさせるポーズの展開になったように思う。きしくもその日は俺の誕生日で葵マリーさんからスタジオに花かごが届き、それを画面に入れて華やかなカットを作った。
文 杉浦則夫
撮影 杉浦則夫 緊縛 奈加あきら 助演 川辺匠 制作 杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2018.6.7・14 掲載終了 2018.7.12
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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