設楽さんは身長が150センチ程で小柄だ。体重も40キロ程で釣りの時の彼女を支えるスタッフにとっては楽である。日本家屋ではこれくらいの身長が適している。逆さ吊りになっても頭がとこにつくことはない。設楽は桟敷の撮影内容を聞かされてかなり緊張してスタジオ入りをしてきた。
メイクルームで話しかけても「はい」「はぁ」ぐらいの返事しかない。別に人見知りをしている訳でもなく、ただ緊張しているのですと言う。撮影の内容を理解して緊張感を持つ女との現場は期待できる。それはスタッフにも言えることで恐れは必要だ。
女は縛りの経験がほとんどない。それにも拘らず最初のカットでのけぞる横顔に首の筋肉の筋が伸びた熟女の被虐をみた。そこをすかさず責めてみた。小さな呻きを漏らして顔を興奮で赤らめている。首筋を責めるクリップのがより痛々しさをましている。尻から覗いた花芯には愛液が溢れ出している。
一転して夜の責めに入る。赤い裾よけと浅黄の伊達締めが百花繚乱の色合いで目を奪う。狂咲よ狂えとばかりに大股に開張させる。竹に固く縛られた太腿がわなわなと震えて羞恥の極限だ。だがだが女の花芯からは仄かな臭いをたたえた白い液が垂れる。さあ吊り責めだと軽々と持ち上がる形のよさ。バイブを咥えてブルブルと電動が動いても落ちない尻の上がりの色っぽさ。40過ぎての女の艶やかさを十分見せてくれた。
帰り際には今日で人生が変わりそうと感謝を話して消えた。
杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2021.12.16・23 掲載終了 2022.1.27
注意:
月額会員サイト「杉浦則夫緊縛桟敷」でのダウンロード作品の掲載期間は四週間です。
掲載終了後は姉妹サイト「緊縛桟敷キネマ館」にて販売される予定となっております。※販売時期は当分先になります。
リンク:緊縛桟敷キネマ館 →