この撮影は去年の秋に大型の台風が関東に接近していた日であった。伊藤晴雨の雰囲気で撮影をしようというのがテーマの一つでした。
この日本家屋はスタジオになる前は女中部屋に使用していたような小部屋があり、今は襖が破れて破れた間から戦前の新聞がのぞきみえるおもむきのある襖がある小部屋である。晴雨とこのぼろ襖がどうむすびつくかしれないが、ここにいろはを佇ませてみた。
メイクをしながら今日のテーマを晴雨と聞いた時からいろははお葉さんに心を移すのであった。奈加さんには一本ロープで縛りをお願いした。それも荒縄を混ぜてお願いをした。佇んだいろはをライトを最小に絞って破れ襖に陰を強く出してみると、俺にはいろはがお葉さんとみえる。首を強く曲げ、佇まいを細くした姿は哀れさを誘う。竹を組んでM字開脚されたシーンでは、いろはに嫉妬の表情を求めたが、あまりにインパクトが強く掲載画像は一枚にした。
お昼頃には雨がやみ裏庭の木に逆さ吊り。いろはの太ももはこんもりとしてとても色気があるのだが、雨上がりの光のせいかとてもひ弱な初々しさがある逆さ吊りだ。水たまりに黒髪が乱れ。濡れてぬぐいで口をふさがれての水責めは生死の苦しさがある責めである。
桟敷には長いつきあいのモデルさんがたくさんいる。いろはもその一人だ。去年はバルチモアで一緒して、俺が美帆を撮影しているパホーマンスの時に、ライトの手助けをしてくれた。こころやさしい人だ。
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