雫月心桜

By 2025年3月27日撮影後記

心桜(こはる)さんとの事前の打ち合わせでは、緊縛はM字開脚の縛りしか経験がないが桟敷に挑戦してみたいという事であった。最近は熟女さんの多い撮影でしたので若い緊縛に無垢な人もいいかと思いそれに合うようなスタジオを探す。


だが大半のスタジオは成金趣味か白壁の自然光を取り入れたスタジオばかりで好みではない。もちろん自然光での撮影は良い結果を生むことが多い。俺は空間の状況と周りの家具などを大切にして撮影をする。
最初にストロボーで心桜さんの顔をとる、彼女たちの生命線である可愛さが撮れない。それを求めるならば自然光だと非常階段を開けると自然光での撮影が可能な場所があった、1畳ほどの空間である。
撮影は限られたシーンの展開で縄をシンプルな縛りにして撮影をする。今回のテーマは「若さ」である。肉体の若さと可愛さ。22歳のつぶらな瞳が外光を受けてキラキラと可愛さを作る。下半身をあらわに晒した未熟な丸い尻は光を受けて可愛い。

俺は無理かもしれないが羞恥と苦悩を求めたがそのような表現をしていないせいか無理な要求であった。昭和には縄に怯え苦しさに顔を歪める姿があった、それも認知をされない緊縛の時代の背景があってこその姿であったのであろうかと現代との比較を思う。このシーンの終わりで心桜がぺぺで汚れた股間を塵紙で拭き取る姿に哀れさと陵辱感を見た。今日のテーマはシーンの終わりに拭きとると塵紙にあると決める。

縄に未熟な心桜にスタッフが吊りに挑戦してみないかと聞いてみると「試してみたい」ということで3、4枚でも撮ることができればと負担が太ももにかかる太もも吊り責めを行った。俺は久々に慌ててシャッターを切ることになった。
心桜は帰り際に「楽しかった」と言って帰路についた。我らは一安心だ。

杉浦則夫

撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:鏡堂みやび 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2025.3.20・27 掲載終了 2025.4.24

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