我々の年代では判断に困惑するような宣材がプロダクションから送られてくる、やたらと目玉を強調したグリグリの劇画に見るような写真だ。それが宣材であるからにはそれを可愛いとするのであろうか?この時代であるから流行りであり可愛いのでしょう。
ひめかさんもそのようなエキセントリックな子である。小柄で下半身がふっくらとした体型だ。特に太腿がムッチリとした尻のボリュウムが魅力だ。この太腿に責め縄をかけると縄の魅力が一層に美しさを増す。
緊縛が縄と肉体の調和であるならば。縄は肉体の均整を整えて本来にない魅力を引き出せれば好事家の良しとするところではないだろうか。困ったことにひめかさんからは身体が硬いと撮影前に告げられている。それでも事前の柔軟体操で身体をほぐそうと匠さんが努力をしてくれた。この事前の準備には手順と技術があるようで<三和出版のムック本に書いてあります。参考にしてください>そのおかげで彼女は最初からの吊りにも耐える協力をみせてくれた。
そして俺はひめかの尻に焦点を当てて撮影を進めた。
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:蒼木樹里 助演:河辺匠 制作:杉浦則夫写真事務所
載開始日 2020.5.21・28 掲載終了 2020.6.25
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