まだ紅葉が紅葉前の撮影だった。カメラの前の塚田に「ずいぶ綺麗になったな。1年ぶりか」と投げかけると、ふっくらとしたほうを薄っすらと赤らめて笑顔をもどした。
今日は業界1の超ド級の乳を撮影するのだ。白のセーターを着せたのは俺の思い入れで、60年代のハリウッドスター、ジエーン;マンスフールドの美しき巨乳を想ってのことだ。そのプロマイドの姿は白いセーターに乳房をくっきりと浮き立たせてsex symbolスターの記憶を思春期の俺に残している。
セーターからはみでる美乳も色気は十分だが、素肌の乳をあまり強調しすぎないように、それでも準広角で写す。縄止めされた二つの乳はまるで巨大なスイカだ、その向こうにふっくらとほうを膨らませた詩織の顔。女の急所を締め上げられてさぞ痛みが走るだろう。だが美はそのような究極があったこそ現れるのだ。かんにんな。いや、うらはらな暴力こそが女の愛を勝ち取る。今は愛とは言えぬ快楽を。雨戸を閉め切った部屋に初冬の隙間風が冷たくしのんだ。
文 杉浦則夫
撮影:杉浦則夫 緊縛:奈加あきら 助演:河辺匠 制作:杉浦則夫写真事務所
掲載開始日 2019.1.17・24 掲載終了 2019.2.28
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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