このところ2月の個展と我が社の自費出版になる写真集のためにSMセレクトなどで撮影をしたフィルムから写真を選んでいる。
3年ほど前の個展ではフィルムとデジタルとを分室に分けて展示したところ、好評なのはフィルムの写真であった。あらためて古い写真をみつめ今の俺の写真と比べてみると、フィルムには描写力の深さイメージの展開の広さなどが若々しく見えてくる。弱音をはいて衰えたとは感じたくはない。今の時代に俺なりの写真を撮らなければ、残さなければと日々想いを強くしている。
今回の結子とは以前にも撮影をしていて、会話のなかで彼女は鞭の打擲などの激しい痛みに涙をながしながら自己陶酔の世界を広げるタイプと云う。そこからの発想かはしれないが、少女のお仕置きを押し入れに閉じ込められた少女を作ってみた。
実際に結子にあった過去なのか、襖を閉めて半時もして開いてみるとおもらしをして酷いありさまだ。衣服の濡れを気にかけて恥ずかしそうに謝るのである。濡れた衣服から透けて見える太もも尻が結子をより少女にみせてくれる。感じ入った俺の頭脳が少しはイメージを広く働かせる。こんな少女と淡い光で窓辺のベットで撮った誰かの写真があった。とてもいい感じの仕上がりであったのを思い出す。そんな写真を結子に求めてもよかったかもしれない。
だが桟敷ではもっと毒を悪をもろう。結子の求める鞭を打とう。竹鞭のあとを残そう、可愛いお尻に赤いあざを残そう。
文 杉浦則夫
杉浦則夫緊縛桟敷 掲載内容
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